愚者から愚民へ 宮崎学
愚者から愚民へ 宮崎学
2005年11月19日土曜日
2005年、衆議院選挙で小泉自民党の圧勝。この国に一体何が起こっているのか。チルドレンだの、刺客だのと、ニュースを見ても何がどうなっているのかさっぱりわからない…。マスコミでは報じられない「本当の話」を知りたい人は、宮崎学氏のアンダーグラウンド・トークライブに集まれ!
なごや博学本舗第7弾 宮崎学 愚者から愚民へ 日本人はどこまでバカなのか
日時 2005年11月19日(土曜日) 午後2時開演(1時半受付開始)
会場 愛知県中小企業センター・地下階段教室(名古屋駅前・徒歩すぐ)
参加費 予約/1,500円 当日/2,000円(全自由席)
定員 80名
宮崎学氏が久々に登場!
小泉純一郎率いる自民・公明連立与党は「9.11衆議院選挙」で3分の2議席を獲得。〈郵政民営化法案〉は圧倒的多数で可決し、その陰では〈障害者支援法〉は成立に向けて進み、〈人権擁護法〉はとりあえずは先延ばしされたけど次には出そう。憲法改正も控え、不公平な増税も控えている。圧倒的多数を背景に、もはや十分な議論を経ずに法律が通るのは当たり前になる。もともと議論があったかどうか疑わしいが、心おきなく議論をすっ飛ばせるってことですね。
宮崎学氏は、与党で衆議院の3分の2を占める意味について9月14日に自身のサイトで「憲法58条2項:スターリン党への変貌」として指摘している。
憲法第58条2項には【両議院は、各々その会議その他の手続及び内部の規律に関する規則を定め、又、院内の秩序をみだした議員を懲罰することができる。但し、議員を除名するには、出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする。】とある。
宮崎氏はこの事態を、自民党、民主党関係なく「抵抗する者には、難クセをつけて議員の首を切ればいいということになる。これは法的には何ら問題はない。こうして、平成型翼賛政治が完了する。そしてこの翼賛は、社会的にはそれぞれ内部に問題を抱える、警察、検察が下支えすることになる」と見る。
え〜!? そんなえげつないこと仮にも一国の総理大臣がやるわかないじゃない! 世論が許さないワ! と思われる方は、甘い甘い。
私たちがテレビのニュースショーやワイドショーで観るニュースは、ごくごく一部なのである。国民にあまり知られたくないことは隠し、興味を引くような話題で適当に賑やかにしておく。そのような報道から、一体世論がどんな方向にワーッと誘導されていくのか、考えただけでも不安になってくる…。そもそも権力とは何なのか。一体誰が握り、どのように物事が決まっていくのか。
今回「アンダーグラウンド・トークライブ」と名づけたのは、会場が地階にあるからだが、世の中の表に出てこない裏事情に通じ、「小泉との最終戦争」をも辞さない宮崎学氏に、マスコミで報道されない(できない)話をたくさんうかがいたいと思っている。東京では度々メディアやトークライブにご出演される宮崎氏ですが、名古屋には久しぶり。みなさま、ぜひともこの機会をお見逃しなく!